2024年上半期ベストコスメの最有力候補!リニューアルしたアクアレーベルの青は、真のデパコス級化粧水で神コスパ過ぎる
今年のコスメ関係で一番楽しみにしていたといっても過言ではない、資生堂ブランドのアクアレーベルシリーズのリニューアル。
これまでもアクアレーベルシリーズはプチプラ界の中では優秀なアイテムばかりでしたが、そうは言っても他で代用の効くような成分構成でもあったので、アクアレーベルシリーズを選ぶメリットは実はそこまで高くは無かったのです。
それが今回のリニューアルに関しては、むしろアクアレーベルにしか出来ない良質な製品をサラッと発売。
最大手コスメブランドの資生堂がプチプラ界に殴り込みをかけたことで、業界騒然といったところでしょう。
今回青と黄色がリニューアル新発売となり、赤のみ更新無し(廃盤?)となったのですが、この青が特にオススメなのです!
2024年もまだ始まったばかりですが、すでにベストコスメの予感がプンプンしていますね。
アクアレーベル トリートメントローション(ブライトニング)
筆者が今回購入したのはアクアレーベルのトリートメントローション(ブライトニング)。
青がブライトニング、黄がオイルインという表記。
「しっとり」と「とてもしっとり」の2種類展開で、筆者は今回「とてもしっとり」を選びました。
昔はさっぱりタイプの化粧水を使用していたこともあって、未だにしっとりタイプを選ぶことに若干抵抗を感じるのですが、昨今のコスメではしっとりタイプを選んだ方が成分的に無難なことが多い印象。
昔のように「しっとりタイプ=油分やグリセリンたっぷりでベタつく」みたいなこともそうそう無くなってきましたしね。
全成分
4-メトキシサリチル酸カリウム塩*,D-グルタミン酸,DL-アラニン,DL-メチオニン,ツボクサエキス,アセチル化ヒアルロン酸ナトリウム,ヒアルロン酸ナトリウム(2),水溶性コラーゲン(F),濃グリセリン,精製水,ジプロピレングリコール,エタノール,マルチトール液,ポリオキシエチレン(14)ポリオキシプロピレン(7)ジメチルエーテル,1,3-ブチレングリコール,ポリオキシエチレンポリオキシプロピレンデシルテトラデシルエーテル,カルボキシビニルポリマー,キサンタンガム,水酸化カリウム,エリスリトール,アクリル酸・メタクリル酸アルキル共重合体,エデト酸二ナトリウム,2-O-エチル-L-アスコルビン酸,フェノキシエタノール,香料 *は「有効成分」無表示は「その他の成分」
注目の成分を赤字で表記しております。
- 4MSK(4-メトキシサリチル酸カリウム塩)配合
- CICAエキス(ツボクサエキス)配合
他にもいくつか良さげな成分(D-アミノ酸群など)が配合されているものの、リニューアル アクアレーベルの青の価値は4MSKただ1点のみにあると言っても過言ではありません。
資生堂が開発した美白有効成分 4MSK
現在国内で認可されている美白有効成分20種類のうち、資生堂が独自に開発した成分は全部で5種類。
そのうちのひとつが4MSK(4-メトキシサリチル酸カリウム塩)です。
シミの元となるメラニンが生みだされるのを抑える成分として、医薬部外品の有効成分として配合されています。
開発した資生堂でしか使うことのできない成分で、同じ資生堂ブランドHAKU(ハク)などのデパコス製品にも配合されている成分。
それをプチプラ・ドラッグストアコスメで使うことのできるアクアレーベル青は、まさに神コスパとしか言いようがありません。
使用感
実際手に取ってみるとややトロみのあるテクスチャーですが、粘度はそれほど高くないので、横にするとサラサラと流れる程度。
肌にはサラッと馴染む上に、塗った後のベタツキや肌への残存感はほぼ皆無です。
「とてもしっとり」という商品にしては少し物足りなさを感じる人も多そうで、塗った後の保湿ケアはほぼマストと言えるでしょう。
この辺りは使用感はエタノールが配合されている影響もあると思います。(アルコールで肌荒れしやすい人は要注意)
逆に言うと、普段のケアにプラスして使ってもその後のコスメの邪魔にならなそうなので、プレ化粧水代わりに使うのもオススメです。
乳液とのセット使いもオススメ
トリートメントローションと共に発売になった乳液もオススメ。
化粧水よりも配合成分は多いですが、基本的には4MSKを主軸に保湿・被膜が強化されたような印象。
個人的にマカデミアナッツ油脂肪酸フィトステリルをさりげなく配合しているところに好感が持てます。(肌を柔軟にするとされる)
匂いは苦手
香りはよくある化粧品の香り。
「やさしく香るローズアクアの香り」らしいのですが、筆者は結構苦手です。
相変わらずこの手の香料は肌に合わないのだなーと再実感させられました。
ほのかに香る原料臭みたいな方が好きなので、まあこの辺りは完全に好みでしょう。
あくまでも成分と使用感重視なのでそれほど気にしませんが、好きではないかな。
まとめ
資生堂開発の美白有効成分をプチプラで味わえるのがアクアレーベルの良いところ。
青のトリートメントローション ブライトニングは、4MSKに焦点を絞っているので、いわば4MSKをお試し感覚でバシャバシャ使いたい人にオススメのアイテムです。
ちなみに、同じタイミングでリニューアルされた黄の方は、青の「4MSK配合」と見比べるとどうしてもインパクトが弱く感じてしまう。
パルミチン酸レチノールとナイアシンアミドの2大看板成分がウリですが、配合が有効成分としてではないので「医薬部外品」から「化粧品」カテゴリに変更されています。
各種オイルをインしたりと、何かしらの意図があるのかもしれませんが、青の4MSKや他社製品と比べるとあえて手に取るメリットが弱いかなと感じたのが正直なところ。
今回のリニューアルでは、青が筆者イチオシです。
無印のコメヌカ発酵導入美容液もそうですが、手を出しやすいプチプラコスメ界が賑わってくるのは消費者としても有難い限りですね。
個人的には、長年愛用している肌ラボからもそろそろ何か仕掛けてくるのじゃないかと予想しています。
楽しみに待ちましょう。
ではでは。