【ナノケアと比較】最新版のパナソニック製イオニティをレビュー!大風量で髪が早く乾く!
ローズラボの薔薇シャンプーを紹介した先月に続いて髪ネタを少し。
先日愛用のドライヤーに突然不調が見られまして、Amazonセール真っ只中だったこともあって急遽買い替えた筆者です。
以前のドライヤー⇒Panasonic製イオニティ
今回購入したドライヤー⇒Panasonic製イオニティ
はい、この6~7年くらいはずっとPanasonic製のイオニティを愛用していて、今回もイオニティの最新モデルに買い替えました。
イオニティに乗り換える前は、同じPanasonic製で『性能No.1ドライヤー』との呼び声も高いナノケアを愛用していたのですが、いかんせん価格がネックになりがちでして。
傷まないように伸ばし続ける女性のロングヘアーならともかく、カラーもパーマもしなくなったショート~ミディアムヘアでは、費用対効果もそれほどよろしくないなーということでイオニティに乗り換えた経緯があります。
イオニティの魅力は何といっても速乾性の高い大風量!
ナノケアから数えると結構な年数使ってきたわけですが、特に最新版のイオニティが予想以上によくできていて感動すら覚えました。
ということで、同じPanasonic製のナノケアとの違いを比較しながらレビューしていきたいと思います。
パナソニック製ドライヤー イオニティの特徴
イオニティにもいくつか種類がありますが、型番EH-NE7Jが2023年4月現在の最新最上位モデル。
カラー展開はマットブラックとシャイニーピンクの2色。
シックで高級感のある黒が追加されているので、モダンな色調で家具を揃えている方や、男性ユーザーでも手に取りやすいカラー展開になっています。
筆者は選んだピンクも過度に目立つ色味ではないので、この辺りはお好みで。
コスパ最強ドライヤー
数あるヘアケアドライヤーの中でも、少なくともコスパにおいてはイオニティ最強説を推したい。
最上位モデルでも、ナノケア主要モデルの2分の1~3分の1以下の価格で1万円を切る価格なので、気軽に手を出しやすいのがポイント。
もちろん機能面もしっかり充実。
- 速乾性の高い大風量(最大風量2.0㎥/分:JIS C 9613規格)
- 速乾ノズルでスピーディ乾燥
- Wミネラルマイナスイオン(下位モデルはシングル)
- 温冷ツインフロー搭載
- イオンチャージパネル搭載
イオニティのスペックをナノケアと比較
イオニティのスペック比較表を載せておきます。
イオニティとナノケアの違いが分かりやすく比較しやすいように、ナノケアの上位2機種もあわせて記載しています。
項目 | |||
---|---|---|---|
名称 (型番) | イオニティ (EH-NE7J) | ナノケア (EH-NA0J) | ナノケア (EH-NA0G) |
風量(ノズルなし) | 2.0㎥/分(TURBO時) | 1.6㎥/分(風量【強】時) | 1.5㎥/分(TURBO時) |
重さ | 約580g | 約550g | 約595g |
ナノイー | ナノイー未搭載 / ミネラルマイナスイオン | 高浸透ナノイー / ミネラルマイナスイオン | 高浸透ナノイー / ミネラルマイナスイオン |
価格 (価格.comしらべ 2023年4月) | 6,924円 | 32,300円 | 26,680円 |
並べて見てみると、改めて価格差の違いがなかなか。
まず風量の差はありますが、イオニティとナノケアシリーズの最大の違いはナノイーがついているかどうか。
- ナノイーのヘアケア効果を実感したい
- ヘアカラーの退色を抑えたい
- 美容機器に2~3万円は出しても苦にならない
以上のような人であれば、上位版ナノケアもオススメではあります。
各方面からNo.1に選ばれるほど、ドライヤーとしての品質が良いのは間違いないのです。
スカルプモードなど、独自の機能が充実しているのも魅力的。
ただ、筆者含め使う人によってはオーバースペック気味で、速乾性も高くはないので、髪を早く綺麗に乾かすこと重視・コスパ重視ならイオニティで良いのでは?っていうのが今回のお話。
速乾性は温度よりも風量が大事!
髪を早く乾かすというと一見温度が重要のように感じるものですが、実は風量の多さが肝心。
ただ温度が高いだけでは速乾性が高くならないばかりか、オーバードライや髪の毛のタンパク変性(約60℃以上で起こるとされる)のようなむしろマイナスな要素となってしまいます。
(余談ですが、ヘアアイロンをよく使う人は『約60℃でタンパク変性』というポイントは覚えておいた方が良いと思うのです。ストレートアイロンでは温度調節のダイヤルがついているものが今は多いと思うので、60℃を目安に温度を設定し、「同じ部位に当てすぎない」「何度も通しすぎない」「濡れた髪に使わない」などを意識すると、髪のダメージを最小限に抑えたまま使えると思いますよー)
実際に使用する場面では、特に夏場などが顕著ですが、髪を乾かすのが億劫になるほど蒸し暑い中で使うこともあるので、速乾性は高ければ高いほどイイ!
前述のスペック表にも書いたように、イオニティの最上位モデルでは最大風量2.0㎥/分(JIS C 9613規格)という大風量です。
3段階の風量切り替えと、プッシュスイッチ式の温風・冷風切り替え。
平均的なドライヤーの風量は1.1~1.3㎥/分程度
平均的なモデルのドライヤーの風量は1.3㎥/分程度と言われていて、1.5㎥/分以上の風量のモノが大風量モデルとして謳われているようです。
その中でも2.0㎥/分を超える風量となるとかなり数が限られていて、
- 大風量ドライヤーの代名詞として名高いダイソン
- イオニティのライバルとして名前が挙げられることの多いサロニア
以上の2ブランドが代表的。
爆風ドライヤーとして特に人気を集めるダイソンですが、やはり価格がネックになりがちであるのに加え、騒音や重量(700g前後)もあるタイプなので、その点からいってもイオニティは非常にバランスの取れた良機だと言えるでしょう。
音が案外不快にならない
今回最新のイオニティに買い替えた際に、実際に使って見て注目したのが使用中の音。
以前のモデルより風量が上がっているので、その分取っ手を握った際の振動音や回転音も上がっているような感覚はあるのですが、意外にも不快に感じる音量(周波数?)ではないのです。
先日まで使っていた旧モデルのイオニティでは、使い始めから数年たって古くなっていた影響もあるのかモーターの重低音がもう少し響いていたような感覚なのですが、最新のイオニティでは振動が響くような低音部分があまり感じられないのです。
実際の音量というよりも、音が軽くてノイジーな周波数だけカットされているような感覚。
より大風量なモデルになったので、音量アップはある程度覚悟していたのですが、これは予想外に嬉しいポイントでした。
イオニティはヘアケア機能も充実
ナノケアと異なりナノイーが未搭載のイオニティですが、それ以外の部分で工夫がされており、キューティクルをケアする要素がしっかり搭載されています。
ダブルで搭載されたミネラルマイナスイオン
マイナスイオンの噴出口というと、上部にシングルで搭載されているのが一般的なのですが、最新版のイオニティでは風の噴出口サイドにダブルで搭載されています。
ノズルの両脇にあるのがイオンの噴出口。
これにより、より広範囲にとどけることが出来るというワケ。
また、このノズル部分自体にも工夫があって、
- 内側弱風・外側強風という仕様で、髪をほぐしながら乾かす速乾ノズル
- 温風の外側から冷風が出る温冷ツインフローで、毛流れを整えツヤを出す
以上のように、非常に工夫がなされた設計となっています。
実際の使用感としても、風の送り込みが素晴らしい。
イオンチャージパネル搭載
旧モデルからついていたイオンチャージパネルも搭載。
初めてイオンチャージパネル搭載機を使った日から面白い仕組みだと思っていたのですが、最新版にも搭載されていました。
マイナスイオンを当てると髪がマイナスに帯電していくわけですが、一定時間当て続けるとそれ以上髪に吸着しなくなっていく(余地がなくなる)ので、マイナスイオンの効果が持続しにくくなります。
そこで、ハンドル部を握る手からイオンチャージパネルを通して逃がしてやることで、ドライヤーを使っている間中ずっとマイナスイオンの効果を発揮してもらうという仕組み。
地味だけどしっかり商品設計されているのが垣間見えて好印象なのです。
まとめ
速乾性ドライヤーならイオニティで決まり!
Panasonic製ということでナノケアの陰に隠れがちですが、実はしっかりと実力を兼ね備えた高コスパドライヤーなのです。
ナノケアと比べてモデルごとの価格差もそれほどないので、買うなら最新機種をオススメします。
筆者は好みでピンクを買いましたが、シックでモダンなブラックの方が万人にオススメできますね。
先日紹介したローズラボの薔薇シャンプーと相まって、髪質も香りも満足しています。
今年ももうじき、また蒸し暑い季節がやってくるので、パワーアップした速乾ドライヤーが活躍してくれるでしょう。
ついでに冷風も爆風だし。
最近はやりのハンマー型ではないドライヤーならではということで、フックでかける筒状タイプの収納もオススメですよ。
ソフトな素材で本体を傷つけず、取り出しから収納までラクチン。
良ければ参考に。
ではでは。