初めての鼻うがいにハマっている件
以前からその存在は知っていましたが、最近になって初めて試してみた鼻うがいの話。
ここ数年、春先など特に花粉の季節になると頻繁に流れるCMで見聞きしたことのある人も多いと思うのですが、あの絵面(鼻から水がダバーッ!)のインパクトの強さに、試してみようという気さえ起きずに避けていた筆者です。
おそらく同じ思いの人も多いはず。
しかしこの年末年始、新型コロナやらインフルやらの影響で鼻や喉をやられる場面に出くわしまして、もともと軽い鼻炎持ちなのもあってか、長引く鼻の詰まり感などの不快な症状に悩まされていました。
で、ふと検索してみたら、こうした症状に対して鼻うがいがオススメされているのをいくつか発見しまして、もう試してみるなら今しかない!と思い立ち、人生初の鼻うがいにチャレンジしたというワケ。
結果、想像以上に快適で、もっと早くやっておけばよかったと実感。
この爽快感はクセになる!
まもなく花粉の季節も本格化しそうですし、改めて紹介したいなと思った次第。
東洋の伝統医学アーユルヴェーダが起源
鼻うがいを試す前に色々と調べていく中で初めて知ったのですが、そもそも「鼻うがい」のルーツはインド・スリランカの伝統医学である『アーユルヴェーダ』を起源とするようです。
アーユルヴェーダとは、中医学・ユナニ医学と共に世界三大伝統医学のひとつされていて、世界的にもっともメジャーである西洋医学とは少し異なるアプローチをもとにした医学のこと。
実はこの点が、筆者の初めての鼻うがいを後押しした要素でもありました。
というのも、筆者は一時期アーユルヴェーダにハマった時期がありまして、激シミで涙・鼻水ボロボロの目薬からはじまり、セサミオイル(ゴマ油)やギーオイル(バター)など、アーユルヴェーダを代表するようなアイテムはひと通り試したことがあったのです。
またハーブ系に関しても、アシュワガンダ、シャタバリ、ブラフミーなど、アーユルヴェーダを見聞きしたことのある人なら知っているようなメジャーなハーブ系は試したことがあります。(もし試したい人がいるならiHerbでの購入がオススメ)
アーユルヴェーダに親しみを持っていた筆者としては、興味が一気に沸いたのです。
思えば確かに、アーユルヴェーダ関連サイトでは、鼻うがい用として「ネティポット」という鼻洗浄用のポットがよく紹介されていたり、ナスヤオイルという鼻からオイルを点鼻する手法をオススメしていたりと、鼻のケアにも精通しているイメージがありました。
これら鼻うがいのルーツを知ったことで、あの鼻からダバーッというイメージが和らぎ、試してもイイかなと思えるようになった経緯があります。
耳鼻科でも推奨される鼻うがい
生理食塩水を使った鼻うがい自体は、耳鼻科でも推奨される方法。
- 埃やウイルスを洗い流す
- 花粉を洗い流す
- 蓄膿症の粘度の高い鼻水を洗い流す
以上のように異物を取り除くことにより、各症状を和らげるとされています。
注意点として、鼻の粘膜は非常にデリケートなため、むやみやたらに鼻うがいを推奨できないとする医師の意見もあること。
特に蓄膿症などでかかりつけ医がいる場合は、一度相談してみるのが良いでしょう。
鼻うがい用 洗浄液
一般的な鼻うがいの洗浄液には、人肌温度の生理食塩水を用います。
鼻から流し込むだけといえばだけなので、自分で用意できるのならそれに越したことは無いのですが、今は鼻うがいキットが手軽に手に入るので、正確に測る手間を考えても初めての人は専用キットを買うのが良いでしょう。
鼻うがい界隈でもっともメジャーなのは、テレビCMでお馴染みの小林製薬『ハナノアシャワー』
大々的にCMを流すことで鼻うがいを広めた先駆者的存在。
洗浄液が500mlボトルに入っていて、使用するタイミングで洗浄用容器に移し替えて使用するタイプ。
ハナノア以外にも様々なメーカーから鼻うがい洗浄器が発売されていて、筆者が今回使ったのは米国ニールメッド社のサイナスリンスです。
アメリカ・カナダでNo.1のシェアを誇る鼻うがいキットで、医療の現場でも使用されています。
大容量鼻洗浄 サイナスリンス
サイナスリンスの鼻洗浄の良いところは、まずなんといっても大容量であること。
鼻うがいは、ハナノアシャワーで一回に付き50ml、その他の製品でも100ml~200mlを使用するのが一般的ですが、サイナスリンスは240mlという大容量が魅力。
容器の点線部まで水道水を入れ、「洗浄液の素」を溶かすだけで、その都度新しい溶液で洗浄できるのがイイですね。
特許取得のキャップ
サイナスリンスの洗浄液キャップは、どんな鼻の形状にも合うよう特許まで取得しているという特別性。
鼻に容器を押しあて、ボトルを押すことで水が噴出され、鼻の中を洗浄してくれる仕組み。
使用後のボトルは電子レンジで加熱殺菌可能(500~600wで1分)という、衛生面でも安心な造りになっています。
特許取得のキャップということもあってか、鼻へのフィット感は抜群。
使い始めは恐るおそると時間をかけて使っていましたが、1週間もするとすっかり慣れて、5~10分くらいでチャチャっと完了できるようになりました。
鼻うがい後の爽快感がクセになる
鼻うがいを始めて1ヶ月ほど経ちましたが、鼻の調子は格段に良い気がします。
特に使い始めの1週間くらいは、直前の鼻の不快感が顕著だったこともあって、鼻うがい後の爽快感がクセになるほどでした。
溜まった悪いものが全部出てくるー、みたいな。
鼻の形状が悪いのか、いまだにCMのような綺麗にダバーッとは出てこないのですが、洗浄した後のスッキリ感はしっかりあるのでこれはこれで良いのかも。
まとめ
まだ鼻うがいを試したことがない人は是非一度やってみて欲しい。
あのCMのインパクトは良くも悪くも強烈なので、ちょっと躊躇している人も一定数いると思うのです。
特にこれからの季節は、花粉症だったり気温の変化によって鼻の不快な症状に悩まされる人も多いと思うので、鼻うがいの良し悪しを試すのにも良い季節が到来。
花粉症の症状が本格化する前に試すのをオススメします。
ではでは。