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【ZOZOMATレビュー】計測数値は精度高め。でもちょっと待って!

2020年3月3日

2月末より順次発送を開始するという発表から、待つこと約2週間。

待ちに待ったZOZOMAT(ゾゾマット)がついに到着しました。

ZOZOMAT発表当初は、2019年秋~冬発送予定とのことでしたが、案の定2020年までずれ込みましたね。

このあたりはZOZOSUITでの前科(!)があるので皆さん織り込み済みでしょう。

正直『前澤ショック』で、ZOZOMATのプロジェクト自体が白紙に戻るのではないかという懸念があったので、無事ローンチまで辿りついてくれただけで文句無しです。

ZOZO新社長のインタビューでも名言していた通り、ギリギリ2月中の発送に間に合った形。

というわけで、早速使って見ました。

当記事では、ZOZOMATの計測の仕方をまとめ、計測結果から得られるデータの精度やレコメンド機能の有効性についてまとめています。

ZOZOMAT到着&開封

ZOZOMAT 到着

ゆうメールで到着。

てっきりある程度サイズ感のある物がいつものZOZO箱で届くと思っていたので、まさかポストに投函される形でZOZOMATが届くとは思ってもみませんでした。

ZOZOMAT 開封

開封すると、中からZOZOMATの文字が印刷されたものがペラッと。

封書で届いたことからも分かる通り、ZOZOMATは紙製です。

やや厚みのあるコート紙といった感じ。

ZOZOMAT センサー

こちらがZOZOMATを広げたところ。

完全に魔方陣ですね。

中央に足型があり、片足ずつ乗せて計測していくタイプ。

周囲を取り囲むように水玉模様のようなセンサー。これはZOZOSUITを使ったことがある人にはすっかりお馴染みですね。

ZOZOSUITでは水玉センサーが体の各部位に対応することで計測する形でしたが、ZOZOMATでは足の周囲を取り囲むように配置されているだけ。

どういう仕組みなんだろう?

計測準備&使い方

ZOZOのアプリを開くとZOZOMAT計測の項目が出来ており、起動すると計測準備に入ります。

ZOZOMAT 計測準備

ZOZOMAT本体の折り目を伸ばす、パンツの裾をまくるなどの事前準備に関する注意書きからスタート。

ZOZOMAT 計測方法 動画説明

計測方法については、1分40秒の動画にて説明があります。

こちら、理解できるまで何度でも再生できます。筆者は3回見直しました。新しいことには慎重になるタイプ。とはいえ、失敗したり計測出来なかった場合は再び計り直しすれば良いだけなのですが。

ZOZOMAT スキャン
ZOZOMAT 計り方

スキャンの手順や角度などの指定があります。

スキャンの角度まできっちり数字で指定されてしまうと一瞬ひるみますが、実際に計測してみるとそこまでシビアな判定ではないし、音声による案内も入るので、あくまでも角度の目安と手順の説明としてなんとなく理解しておけばOKです。

ZOZOMAT 動画説明終了

動画の説明を見終えたらいよいよ計測。

使い方としては、まず片足ずつZOZOMATに乗せ周囲6カ所に配置されたカラーゾーンごとにスキャンしていきます。

ZOZOSUITと同じく、主に音声指示に従って計測していくのですが、ZOZOSUITの時とは違って画面を見ながら操作できるため安心感がありますね。

ZOZOMAT 計測中

両足の計測完了後、これまでZOZOで購入したシューズに関するアンケートに答えます。

サイズ感に関するアンケートで、購入したスニーカーの履き心地が良いか悪いか→悪い場合はその理由(大きすぎる or 小さすぎる)を記入します。

アンケートの結果もデータに反映されるのかは不明ですが、ユーザーの生の声を集めたビッグデータとして全く無関係ということは無いでしょう。

計測結果で分かること

ZOZOMATの計測結果は、足長・足幅・甲の高さなど5項目のサイズが数字で表記されます。

精度としては概ね正確のようで、実際に計ったことのある数字とほぼ同じでした。

簡単な手順でここまで正確に測れる技術が凄い!

さて、こうした数値は理解したうえでZOZOMATでは何が出来るのかというと、足型のタイプ分けと、数値・タイプをもとにしたレコメンド機能です。

ZOZOMAT 足型

一般的に、足先の形状によってギリシャ型・エジプト型・スクエア型の三つに分かれるのですが、自身がどのタイプに当てはまるのか確認できます。

また、足幅の広さを基にしたワイズ(細身~標準~広い)甲の高さ(低い~標準~高い)も記録されます。

同一アカウントで最大5人まで記録を保存しておけるので、家族や子供の分も計測して登録しておくことも可能。特に小さなお子さんがいる家庭では、成長過程に合わせて定期的に計測できるのはかなり大きなメリットではないでしょうか。

ちなみに、計り直しをするとデータは上書きされていくので、登録しておけるのは各個人ごとに1つの計測データまでのようです。

ZOZO厳選レコメンド機能

ZOZOMAT レコメンド

ZOZOMATによる計測を受ける一番の恩恵・サービスの肝がレコメンド機能になるでしょう。

足型とサイズによってシューズとの相性度を数値化。

ZOZOMAT レコメンド HOKA ONE ONE

スニーカー部門と革靴部門に分かれており、それぞれ最高99%とした相性度を計ってくれます。

ZOZOMAT レコメンド 990V5
ZOZOMAT レコメンド Gel-Lyte 3

GL-3との相性も99%。納得。

面白いなと思ったのは、同じブランド・メーカー製でもモデルによって相性度がしっかり変わってきます。

ZOZOMAT Onitsuka Tiger MEXICO66
ZOZOMAT レコメンド セラーノ

上の画像二枚からも分かるように、例えば同じOnitsuka Tigerブランドでも、MEXICO66モデルの方がSERRANOモデルよりも相性度が高いことが分かります。

実際の履き心地を知っていると納得の結果で、当然New balanceなどもモデルも同様でした。

これ、本来当たり前と言えば当たり前なのですが、人にサイズ感を聞く・教えるときは「NIKEは細め」「ASICSは平均的な日本人の足型に合ってる」というようにブランド名で答えがち

でも本来は、同じブランドでもモデルごとに元にしている足型が異なるわけで、モデルごとに細分化されたサイズ感・相性度が試し履き無しで分かるのもZOZOMATの魅力ではないかと感じました。

じっくり見ていくと、今まで気づかなかったような新たな発見があったりして面白い!

ちなみに、レコメンドで相性度が良いという判定を受けたアイテムの総数は、スニーカー・革靴合わせて50以上! 

最高値99%から最低64%の相性度でオススメされました。(64%でも一応相性が良い方という判定)

また、ZOZOMATサイズに対応している商品の説明欄では、個別に適正サイズとその前後サイズとの相性度も記載されています。

ZOZOMATレコメンドの落とし穴

ここまでZOZOMATの計測数値をもとに、データの有効性・精度や活用法を検証してきました。

ただし!

これまで紹介したZOZOMATのお手軽な操作感と精度の高さ、計測結果をもとにしたレコメンド機能は大きな魅力なのですが、レコメンドを過信しすぎると不満が出るケースもあるように思いました。

つまり「ZOZOMATを信じて購入したのに、足に靴が合わない」というケース。

というのも、今回筆者が所有しているスニーカーがたまたまレコメンドで出てきたのですが、普段履いているものとは一部異なるサイズをオススメされていたのです。

筆者の場合でいうと、ハーフサイズ~ワンサイズ小さ目の物がオススメされているものが多くありました。

確かに、数値上では本来正しいサイズにあたるのかなとも思うのですが、筆者の場合では足が入らない or 窮屈に感じる可能性があります。

どういうことかいうと、筆者の場合は足幅標準・甲の高さが低いとタイプ分けされているものの、親指側に近い甲の部分だけ骨ばっていて少し高さがある形状をしているため、本来入るであろうはずのサイズ・ワイズではひっかかりが出来て圧迫感があり、足に合わないということが多々あるのです。

このことは、人の手で計測するオーダーメイドのシューズを作る際にも指摘されたことが有るので恐らく間違いないのですが、このように人それぞれ微妙な足の形状の差・クセのようなものがあり、シューズの履き心地にも影響してくるというわけです。

筆者の足の特徴でいうと、上記に加え扁平足(へんぺいそく)という土踏まずの無いベタ足(足裏のアーチが潰れている)であることもあり、かなりクセの強い部類に入ります。

試しにTwitterでZOZOMATの口コミや評判を検索してみると、やはり靴が合わなかったという声が聞かれたり、筆者とは逆にオーバーすぎるサイズをオススメされたという声も見受けられました。

また一般論として、多くの人が本来の足のサイズよりも大き目のサイズを普段チョイスしているという説もあり、靴のフィット感に対する個々人の感じ方に影響を及ぼしていそうです。

靴に求めるサイズ感・履き心地が人によって微妙に異なるのは明らかで、数値上の正しいサイズとユーザビリティの面でのサイズの乖離があることで、レコメンドを過信しすぎたユーザーからクレームが噴出、なんてことにならなければ良いなと感じる次第です。

※記事冒頭にも書きましたが、ZOZOMATのローンチから数年経った現在では、レコメンドの精度自体がかなり向上しているように感じています。同じスニーカーでも、時間が経つとサイズごとのオススメ度が変わっていることもあるし、顧客のビッグデータをもとにしたレコメンド機能そのものが日々更新されていると思われます。

ZOZOMATのデータ活用法

ZOZOMATのデータを使って靴のサイズを選ぶ際に見るべきポイントをいくつか。

普段よく履いている靴のマイサイズが分かっている前提で、

  • 適正サイズNo.1のサイズ感を知る
  • 適正サイズNo.2のサイズと相性度パーセンテージを見る

以上、2点の数値を結果を参考にサイズを選べば失敗はかなり減ると思います。

例えば、以前女性にオススメのスニーカーとして紹介したUGGのCA805

UGG CA805 ヌバック UGGロゴ型押し

オススメした女性の情報画面では、相性度90%以上で普段と同じサイズがNo.1としてレコメンドされていました。

次に2番目の相性度を見るとハーフサイズダウンがオススメに上がっていました。

このことから、

  1. 普段と同じサイズがおおよそベスト
  2. 適正マイサイズよりも少し大きめな造りのため、ハーフサイズアップを選ぶと若干緩い可能性

以上のようなことが分かります。

相性度No.1のサイズとNo.2のサイズを見比べて、自分の足型にとって小さめなのか大きめなのかの判断がしやすくなるというワケ。

特に、靴に関しては失敗を恐れてやや大きめを選ぶ傾向があると思うので、自分の足型との相性の目安として、どのような履き心地であるのか?の予想が立てやすくなります。

人気のNewBalanceでも考え方は同じ。

NewBalanceに関しても上記のCA805の記事内でも紹介していますが、木型の異なる代表モデルである574と996のサイズ感の違いなどもなんとなく把握できるようになると思います。

ZOZOMAT 使用感まとめ

一部注意すべき点も書きましたが、ZOZOMATの企画・精度・機能そのものは素晴らしい試みなのは間違いありません。

特に計測精度に関しては、拍子抜けするほどアッサリと計測が完了し、そのうえで精度も高いというZOZOSUITの技術をしっかり昇華してきた印象です。

レコメンドに関しても、やや不安は残るものの、アイテムごとに相性度が分かるのは大きな利点。

モデルによってオススメされるサイズが異なるので、アイテムごとに形状がしっかり分類されているのではないかと思われます。

あとはどこまで個々人に最適化していけるか、といったところでしょうか。

また、ZOZOMATに対応しているアイテムはまだ一部の商品のみなのですが、その他の商品についてはこれから順次対応していくのだろうか、ということも気になるところです。

そしてなんといってもやはりPB展開はないのか!?と言うところが最大の関心ポイント。事前の発表ではPBは無さそうな表現ではありましたが。

ZOZOSUITの際には製造や在庫の問題もあったのだろうけれど、出来ればザ・定番モデルのオーダー品を一足見てみたかった…

もしくはインソールのオーダーメイドでもいいよ!

ZOZOMATは、今予約すると3月下旬に到着予定とのこと。

3月4日からZOZOMATのキャンペーンも始まるようなので、まだ手にしていない方は早めに注文して体験してみることをオススメします。なにより無料配布ですし。

話は変わりますが、ZOZOTOWNで商品を購入する際はポイントサイトであるLINEショッピングを経由するのがお得。

ZOZOTOWNをはじめ、登録されている様々なオンライン通販がLINEポイントの還元付きで利用できます。

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どちらも国内のメジャー企業運営なので安心して利用できるので、まだ使ったことがない人はぜひ活用してみてください。

ではでは。

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