
RED WING(レッドウィング)のチェルシーブーツ『Classic Chelsea(クラシックチェルシー)』
つい先日、nonnativeの公式オンラインサイトCOVERCHORD(カバーコード)のサマーセールで買ったものをご紹介。

アメリカンワークブーツの定番ブランドRED WING(レッドウィング)。
レッドウィングと言えば、名作と名高いアイリッシュセッターのような編み上げワークブーツのイメージがありますが、今回手にしたのはサイドゴア仕様のチェルシーブーツであるClassic Chelsea(クラシックチェルシー)です。
イギリスのチェルシー地区が語源とされるチェルシーブーツは、ちょっぴりフォーマル感のあるキレイめブーツ。
レッドウィングのワーク感や無骨さがやや抑えられ、クラシックで伝統的な雰囲気が漂います。
なにより、靴紐の結びなおしがいらないので脱ぎ履きしやすいのが最大のメリット。
というわけで、さっそく見ていきましょう。
レッドウィングのチェルシーブーツ
レッドウィングのクラシックチェルシー。
カラーは、#3190 アンバー・ハーネス、#3191 エボニー・ハーネス、#3192 ホーソーン・ミュールスキナーの三色展開。

ハーネスとエボニーはプルアップレザー(オイルドレザー)、ミュールスキナーはラフアウトレザー(起毛なめし革)をそれぞれ採用しており、今回手にしたのはプルアップレザー仕様の#3191 エボニーです。

#3191 エボニー

#3191 エボニーは、履き込んでいくうちに下地のブラウンが表に出てくるという渋さと深みのある黒茶色。
オイルたっぷりのプルアップレザー仕様で、味わいのある経年変化が楽しめます。

素材の美しさが際立ちますね。
シワや傷も味になるタイプのヤツ。
サイドゴア
チェルシーブーツは脱ぎ履きのしやすいサイドゴア仕様。

チェルシーブーツの起源としては1800年代、イギリスのヴィクトリア女王のために、脱ぎ履きのしやすいブーツをロンドンの職人が仕立てたのが始まり。
そののち、乗馬用の実用性ブーツとして普及し、パンク・ロックブームでリバイバルという流れ。
歴史に裏付けられた、実用性とフォーマル感を併せ持ったブーツというワケですね。
サイドのゴムは履き初めは気持ち硬めですが、その分フィット感も抜群で安定感があります。
ソール
アウトソールはレッドウィング定番のトラクショントレッド・ソール。

クラシックチェルシーエボニーでは、ブラックのソールでアッパーのカラーに合わせて統一されていて凄く好み。
アッパーの渋みとフォーマル感がより一層際立つ。
お気に入りポイントです。

レッドウィングではお馴染みのオールアラウンド・グッドイヤーウエルト製法(ウェルトがグルッと一周している仕様で、『360度グッドイヤー』とも呼ばれる)。
ソールが減ってきたら交換も可能。

インソールはポロン素材採用のレザーインソール。

クッションが効いていて、見た目に寄らず気持ちの良い履き心地なのです。
サイズ感
クラシックチェルシーのサイズ感について。

クラシックチェルシーには、レッドウィング定番の木型8番ラストが採用されています。
なので、普段レッドウィングを履いている人であれば同じサイズ感で問題なし。
スニーカーとのサイズ比較として、筆者の感覚では
- 普段スニーカーをジャストサイズで履いている人→ワンサイズ下をチョイス
- サイズ感に余裕のあるスニーカーを履いている人→1.5サイズ下をチョイス
これが一番しっくりくる気がしますね。(普段履いているスニーカーのブランドにも寄るけど…)
まとめ

1年中でも履きたい実用靴。
秋冬はもちろん、雨の季節や短パンorクロップド丈に合わせても様になる相棒です。
ハードなレッドウィングのイメージとは若干異なりますが、素材感や造りなどはしっかりレッドウィングを感じられる一足。
ワークブーツに少し飽きが来た方や少しキレイ目にブーツを履きたい方、2足目3足目のブーツとしてもオススメです。
3カラー展開の中のお気に入りの一足を見つけてね。
ではでは。
