![](https://www.xn--nckza0dzd.com/wp-content/uploads/images/2227c787-s.jpg)
Asics × Kiko KostadinovのGel-Sokat Infinity 2がメチャクチャカッコイイ件
とあるタイミングで急に欲しくなり、ずっと購入する機会を狙っていたGel-Sokat Infinity 2(ゲルソカットインフィニティ)。
今やすっかり定番となったASICSとKIKO KOSTADINOV(キコ・コスタディノブ)のコラボ第6弾として発表されたモデルになります。
![ASICS×KIKO 斜め前](https://www.xn--nckza0dzd.com/wp-content/uploads/images/2227c787.jpg)
スポーツブランドにモード感をプラス、絶妙に融合させた個性強めの一足。
キコらしさ全開です。
Kiko Kostadinov(キコ・コスタディノフ)とは
キコ・コスタディノフとは、ブルガリア出身の若手デザイナー。
数多くの有名デザイナーを輩出してきたファッションの名門校セントラル・セント・マーチンズ在学中に、トップレベルの人気を誇るストリートブランド「STUSSY(ステューシー)」とのコラボアイテムを発表し即完売。一躍注目を浴びることに。
卒業後は自らの名前を冠したシグネチャーブランドを立ち上げ、老舗アウターブランド「MACKINTOSH(マッキントッシュ)」のクリエイティブディレクターにも抜擢。
キコ・コスタディノフが手掛けるアイテムは、機能的なディティールとアーティスティックな要素を兼ね備えたようなデザイン性の高さが特徴的。
また、その素材選びと構造をあらわにする手法は、一つの建築物を思わせる。
「奇才」と評されるのも納得の新進気鋭のデザイナー。
日本との縁も深く、日本のファッションメディアを愛読していたり、影響を受けたデザイナーに山本耀司=Yohji Yamamotoの名前を挙げています。
asicsとのコラボが実現したのも、このあたりの影響があるのでしょうか。
ASICSとのコラボ
![ASICS×KIKO Box](https://www.xn--nckza0dzd.com/wp-content/uploads/images/a4beb954-768x1024.jpg)
ASICSとKIKO KOSTADINOVのコラボは、2018年の春夏コレクションからスタート。
「ASICSのアイデンティティを優先する」と話す通り、ファッションに寄せすぎる手法ではなく、あくまでもASICSの持つ技術や機能、スタイルなどのレガシーを軸に、ビジュアル的付加価値をプラスすることを重視しているようです。
素材感や各部パーツの構成など、細部のディティールにまでこだわったアイテムを生み出しているコラボになります。
Gel-Sokat Infinity 2
![ASICS×KIKO 正面](https://www.xn--nckza0dzd.com/wp-content/uploads/images/720faa7b-768x1024.jpg)
今回購入したコラボモデルGel-Sokat Infinity 2は、2000年代のベースボールシューズにインスパイアされた一足。
近未来的なデザインで漂うモード感、それでいてスポーティさも感じさせる独特な形状。
ASICSらしいといえばらしいような、不思議と違和感なくブランドイメージに馴染んでいるように感じました。
クウォーターカットモデル
![ASICS×KIKO サイド](https://www.xn--nckza0dzd.com/wp-content/uploads/images/2123e10b-1024x768.jpg)
アッパーデザインのベースは、レジェンド的元メジャリーガーのイチロー選手の別注スパイクが元になっているのだとか。
足首の稼働域を確保したクウォーターカット(ミドルカットとハイカットの間)。
プロも認めるフィット性は折り紙付きと言ってもいいでしょう。
シュータン
![ASICS×KIKO シュータン](https://www.xn--nckza0dzd.com/wp-content/uploads/images/1f97f506-768x1024.jpg)
長めに設定されたシュータンにブランドロゴ。
こちらのシュータンのデザインベースは、レスリング用シューズが元になっている模様。
一つのプロダクトの中に複数の要素をミックスさせた一足でもあるわけです。
ヒールパーツ
![ASICS×KIKO ヒール](https://www.xn--nckza0dzd.com/wp-content/uploads/images/c21ad046-768x1024.jpg)
ヒールには格子状のパーツ。
前方に向かって巻き込むように配置し、奥行きのあるデザインに。
この辺りも素材感が独特。
アシックスストライプを排除
![ASICS×KIKO アシックスロゴ](https://www.xn--nckza0dzd.com/wp-content/uploads/images/73c41c46-768x1024.jpg)
アシックススニーカーの特徴でもある「アシックスストライプ」
Gel-Sokat Infinity 2ではアシックスストライプを排除し、代わりにブランドのスパイラルロゴを配置。
スポーティさが抑えられ近未来感増しまし、より洗練された印象を醸し出している。
アシックスストライプの代わりにスパイラルロゴを用いるのもアシックス×キコの定番パターン。
ソールシステム
![ASICS×KIKO ミッドソール](https://www.xn--nckza0dzd.com/wp-content/uploads/images/d8db1b31-768x1024.jpg)
ミッドソールには全面にゲル素材を配置した「360-degree GEL™ミッドソール」を搭載。
アシックスの代名詞、衝撃吸収素材としてのゲルがフルレングスで配置されたINFINITY 2シリーズに搭載されているソールで、足裏全体を包み込むような柔らかな履き心地。
![ASICS×KIKO アウトソール](https://www.xn--nckza0dzd.com/wp-content/uploads/images/4dd95ee9-768x1024.jpg)
アウトソールは水の雫とその波紋をイメージした形状。
アシックステクノロジーがしっかりと息づいたソールシステムで、外見だけでなく履き心地にもぬかり無し。
個性的なカラー
![ASICS×KIKO 真上から](https://www.xn--nckza0dzd.com/wp-content/uploads/images/9b927266-768x1024.jpg)
採用されているカラーも独特。
グレー×ホワイトとモカブラウンの2色展開。
今回チョイスしたのは、より温かさのあるモカブラウン。
どちらのカラーもあまり他では見ないような、個性的なカラーリングに仕上がっていると思います。
Gel-Sokat Infinity 2 まとめ
Asics×Kiko KostadinovのGel-Sokat Infinity 2は、個性的でモード感溢れるボリューミーな一足。
![ASICS×KIKO トゥキャップ](https://www.xn--nckza0dzd.com/wp-content/uploads/images/5d07d1af-768x1024.jpg)
ブーツライクで大人な雰囲気が漂うスニーカーに仕上がっています。
建築物を彷彿とさせる造形美。
独特な雰囲気にマッチした他ではあまり見られないカラーリング、落ち着きのあるモカブラウンは秋冬シーズンのコーデにもピッタリ。
アシックス好きとしては、このコラボは今後も大事に継続していってほしいという気持ちが強いです。
※約2年続いたasicsとKiko Kostadinovコラボ終了のアナウンスがあり、それと同時にKiko Kostadinovチームとして長期パートナーシップを締結したことが発表されました。今後はインラインアイテムに携わるようで、より結びつきが深くなったことに歓喜。
キコがデザイナーとしてかかわっているAFFIXとのコラボも良いのよなぁ。
ちなみに、Gel-Sokat Infinity 2のイメージとして採用されているイラストなのですが、
もあいさんという日本の方が手掛けているようで。
スニーカー(アシックス)好きにはたまらない描き方をされます。
アシックス×キコに興味を惹かれたキッカケとしても、この方のイラストの影響が7割くらいある。
このキンセイを見た時の衝撃が忘れられない。
スニーカー好きな方、特にアシックス好きな方は是非チェックしてみてくださいね。
ではでは。