JTから発売されている加熱式たばこPloom TECHシリーズの高温加熱型「PloomS(プルームエス)」がver2.0にアップデートされて新発売になりました。
近頃、旧PloomSが大幅に値引きされた新価格となっていたため「まもなく新型が出るのでは?」という噂がまことしやかに囁かれていましたが、その噂通り新型がついに投入されましたね。
これまで無印PloomSの最大の弱点でもあったバッテリー性能が大幅に向上したほか、吸い心地に関しても注目の新機能が搭載ということで、前情報の時点で高評価必至。
さらに細かい部分での仕様変更もあるので、旧モデルと比較しながら見ていきましょう。
~Contents~
プルームS 2.0の基本スペック
製品名 | PloomS /プルームエス 2.0 |
方式 | 高温加熱型 |
ここが進化 | 「テイスト・アクセル」モード搭載、加熱待ち時間25%短縮、使用可能時間25%延長(パフ数は変わらず)、バッテリー持ち約2倍、二段階充電、USB Type-C対応 |
価格 | 3980円(税込) |
カラー | アイス・シルバー(限定色)、ホワイト、ブラック |
参照:JT公式サイト「PloomS 2.0 スターターキット」
プルームS 2.0の付属品
プルームS 2.0開封。
プルームS 2.0本体の他に、USB type-C充電ケーブル、ユーザーガイド、保証書が付属。
購入後、デバイス登録をすることで保証期間延長(1.5年→2年)と、Ploom製品に利用出来る1,000円OFFクーポンキャンペーンが継続して開催されているので、まずは登録することを推奨。
プルームS 2.0の特徴
写真は旧プルームSの「グリーンエメラルド」との比較。
筆者はプルームテックプラスをメインに愛用していますが、数量限定として投入された新色ジュエリーカラーの美しさに惹かれてプルームSも購入していたのでした。
プルームテックプラスときどきプルームSといった使い方。
プルームS 2.0の見た目に関しては、前身である無印プルームSの形状をほぼそのまま受け継いだ形。
人間工学に基づいて作られた形状と素材感が非常に握りやすく、手のひらへの収まりの良さはプルームSの魅力の一つです。
素材感としてはどちらもマットな質感なのですが、旧プルームSの方がしっとり感強め、新型プルームSの方がサラッと感強めの質感です。
筆者はどちらかというと、手に吸い付くような感触の旧型の方が持った時の安心感を感じられるので好み。
新型はややプラスチック感が残る触り心地で、手が乾燥しているとスルッと落としそうな感触。(ジュエリーカラー以外の質感がどうだったか不明なので、ひょっとしたら旧型のブラック、ホワイトと同素材の可能性も)
上部スライドカバーのカラーがガンメタっぽい重厚感のあるメタリックカラーに変更となりました。
ボタンやランプの配置は従来のままです。
プルームS 2.0の進化ポイント
今回機能面での大きな進化は
バッテリー性能の大幅アップ
- テイストアクセルの導入
のふたつ。
バッテリー性能の向上
まずはなんといってもバッテリー性能が大きく向上しているのが最大の特徴。
無印プルームSに関しては90分の充電で10本(半箱)までしか使用できなかったのに対し、プルームS 2.0では60分充電で20本(1箱)、90分充電で最大22本まで使用可能という従来の2倍以上の性能にアップデート!
さらに1回のパフ可能時間も3.5分→4.5分にアップしています。
高温加熱式としてはプルームSの最大の弱点であったバッテリー性能が向上したことで、他社デバイスと比較しても見劣りしない性能に。
これまでは、ライトなユーザー以外だと、デバイスの併用や頻繁に充電が必要というデメリットの方が際立っていました。
外付けの専用モバイルバッテリーが発売されたりもしましたが、それでもなお一箱に届かない容量と持ち運びのしにくさもあって、外付けですべて解決とはいかなった経緯があります。
バッテリー性能の向上は、プルームSユーザーにとって最も待ち望んでいた改良であると言えるでしょう。
新機能「テイスト・アクセル」
まるでなにかの必殺技のような名前の新機能。
「テイスト・アクセル」は、"たばこスティックへの加熱ピークを長くする"という新しい加熱モードです。
これにより、特にメンソールの吸い心地を向上させ、爽快感を持続させる効果があるのだとか。
こちらの新加熱モードを使用した際のバッテリー持ちやパフ回数などへの影響は無いとのことなので、新型としては同モードでの利用が基本になるようです。
通常、初期設定でテイストアクセルのモードがオンになっているため、使い方はこれまで同様スティックをセットして電源長押しでスタート。
もしも通常モードを選択したい場合はボタンを3回連続押しで切り替え。
新型プルームSの吸い心地
実際にテイストアクセルを利用してみての感想としては、説明にもある通りメンソールの爽快感と吸い応えが増しているように感じます。
これまでプルームSでは「キャメル・メンソール」をチョイスしており、そもそもメンソール感や吸い心地に大きな不満は無かったのですが、そこから更にもう一段階上をいく清涼感がプラスされます。
といっても突き刺すような強烈メンソールになるというものでは無く、まさしく爽快感が持続するという謳い文句通りといった印象で、スカスカ感も軽減。
また、喫味自体も雑味が少なくなるような感覚を覚えました。
加熱ピークを長くする=加熱しすぎも防ぐ?なのかは分かりませんが、いわゆるいぶした穀物臭さが軽減され、より洗練された味になるイメージ。
メンソール特化型と銘打つのも納得の吸い心地です。
使用可能時間が3.5分から4.5分に伸びたことも相まって、1回の使用でも十分な満足感を得られるように思いました。(これまでは一本を二回連続で使用したりしていたので…)
「プルームS 2.0」まとめ
とにもかくにもバッテリー持ちが改善されたことが最も大きい進化。
バッテリー持ちの改善にはてっきり大型化が必要だと思っていたので、形状ほぼそのままに改善されているのは素晴らしいと思います。
プルームSはデバイスの形状が最も優れていると思っている派なので。
テイスト・アクセルという新しい加熱モードに関しては、コンセプトがとても興味深い。
しっかり吸い心地にも進化が感じられ、市場飽和気味の高温加熱型という方式にもまだまだ新しいアプローチの仕方があるのだなと感じさせられました。
また、加熱開始時間の10秒短縮については、思っていた以上に肌感で感じられるほど早い。10秒って案外大きいのね…
その他の改善点としては、充電方式がUSB Type-Cに変更されたことも地味に嬉しいポイント。
充電端子も横向きから縦向きに。
会員先行販売から始まり、一般販売は7月2日よりスタートしています。
ぜひチェックしてみてください。
ではでは。
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